地域活動やボランティア活動に参加して、人と関わることの素晴らしさを実感。多くの人や団体と活動を共にする生き方を選択/片岡 博(かたおか ひろし)さん《ライフシフターNo.30》

プロフィール
・株式会社ジャストワーク勤務
・特定非営利活動法人 湘南NPOサポートセンター会員
・ふらっとステーション・とつか  チームふらっと(企画チーム)
・中田少年少女発明クラブ指導員
・泉キャンドルナイト実行委員
・旭ジャズまつり実行委員
他にも横浜市泉区防災ライセンスリーダー連絡会、I LOVE YOKOHAMA、NPO法人ぷらっと、はま.えいど など関連団体多数

1968年神奈川県大和市生まれ。横浜市在住、既婚子供3人。大学卒業後、メーカーに勤務。順番で回ってきた町内会役員とたまたま参加したボランティア活動により、「人とのつながりが心を豊かにする」ことに気付く。同時に自分の心を開きそして磨くことも重要と考え、生活の中での優先すべき事柄を見直し、転職。現在は、出会いと縁を大切に、多くの人や団体と活動を共にしている。
フェイスブックページ https://www.facebook.com/katahiro7

座右の銘:「コミュニティが幸せを運ぶ」「大切なことは何か?を自問する」

以前は、町内会や地域活動、社会問題などには特別な関心はなく、積極的に関わる気持ちも意識もそれほどありませんでした。また、コミュニティや人との関わりについても、特別考えることもありませんでした。会社では、必要なもの、重要なものの判断ができず、とにかく目の前にどんどん積まれる仕事をこなす日々。上司の命令は絶対で、矛盾や憤りを我慢する事も給与の一部と考え、つまらなく仕事をしていました。

そんな中、輪番で町内会役員となり地域活動へ参加。また、知合いのボランティア活動にも参加するなど、新しい世界に身を置く機会がありました。その時に、「人と知り合いになると楽しい」と感じたのです。さらに、他人と関わると自分と違う考えや分野の話を聞くことができる上、人間の幅が広がると感じ、積極的にいろいろな人とつながりを持ちたいと考えるようになりました。

同時に、人を大事にしたいという思いも芽生えました。そう考えた時、自分の勤めている会社は果たして人を大事にしているか考えるようになり、転職を意識するようになったのです。

縁のある方々や各団体の活動に参加。人との交流を大切に

そうして出会ったのが、現在勤務する、スマートフォンアプリの開発が強みのジャストワークでした。得意先の会社で働くことが多いのですが、現在の職場は、経験が活かせる会社に業務委託という形でお世話になっています。人に頼れる、休暇中は誰かがフォローするという助け合い精神があり、ぎすぎすした感じが全くありません。仕事中でも笑いがあり、人間関係など余計な心配は不要、仕事に集中できると感じています。このような得意先があるのは、ジャストワークの社風と大きく関係していると思っています。

また、会社勤務という“働き方”のほかに、家族の時間を大切にすると共に、縁のある方々や各団体の活動に参加し、それらに携わっている方との交流を大事にする生き方も心掛けています。可能な限り多くの人と接することで自分の人生が豊かになっていると実感しています。そして、孤独を感じている人達に、もっと人と関わって、この感じを味わってほしいと思うようになりました。

このように、会社勤務以外にも多くの人や団体と活動を共にするライフスタイルが可能なのも、家族のサポートがあるからこそだと思っています。転職に関しては、上場会社の管理職から中小企業の平社員へと、普通に考えると反対されそうですが、ただ淡々と話を聞いてくれ、特に反対もありませんでした。勤務時間が大きく変わらず、安定的に収入があり、引っ越しなどを伴わないので、許せる範囲だったのではないでしょうか。

地域や各種活動への関わりについては、一定の理解を示すも、そちらに時間をとられすぎたため、家のことや子供のケアをやらないと怒られることも(笑)。現在は、家族ももちろん大事なので、うまくバランスをとるようにしています。子供は、周りの大人を見て育つと思いますので、恥ずかしくない振る舞いを心掛けています。

ライフシフトを経験し、自分を客観的に見て、人間的魅力が以前より上がったと思っています(笑)。
何が大切で、その時何を優先させるべきか冷静に判断できるようになり、心に余裕ができましたね。怒ることが少なく、笑うことが多くなりました。仕事も含め、何でも興味を持ち、楽しめるようになりました。

そして、物や事に必要以上にとらわれなくなりました。これはとても大きなこと。とらわれるとその時間やエネルギーを取られてしまい、他のことに影響します。このように考えられるようになったのは、多くの人に出会い、関わり、違いを認め、共感する中で、人生の学びを得ているからだと思います。

人が幸せを感じワクワクする仕掛けを創っていきたい

これからの目標は、3つ。
1.コミュニティの仕掛けづくり
人の幸福度合いは、関わる居場所の数が多いほど高いと統計が出ています。私が感じたように、他人と関わりを持つきっかけ(場や機会)を創りたいと考えています。
2.自分を磨く
ものごとを自分で考え、よりよい道を選択できる判断力はとても大切だと思います。そのためには、物事をよく知り、他人の気持ちがよくわかり、自分を顧み、冷静かつ客観的な視点を持てる人になることが理想ではないでしょうか。自身でも心がけると同時に、そうなりたいと考えている人の手助けをしたいです。
3.ワクワク・活き活きできる仕掛けづくり
私は人が感動したり楽しそうにしていると自分も嬉しいので、そのような仕掛けを増やしていきたいです。泉キャンドルというライトアップイベントでは、区内全部の幼稚園、保育園に声をかけ、絵を書いて参加してもらっています。リターンは、子供の笑顔です。

こうした目標に向かって、これからもさらにチャレンジし続けていきたいと思っています。

今までの生活や習慣を変えることは勇気がいります。しかし、今のままで本当によいのか? それで幸せなのか? を考えてほしいと思います。人生の最後に後悔があるとすると、やった事よりもやらなかった事なのではないでしょうか?
一歩踏み出せば、もっと輝く人生が待っているかもしれません。限りある人生、みなさんも、後悔のないようよく考え、選択できると良いですね。